カリキュラムシート
分類番号 A601-003-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 低圧配電機器選定と保護協調 |
訓練対象者 | 製造業を行う中小企業等において、配電盤・制御盤の製造及び設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 電力設備設計/電力変換設備設計の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた保護協調曲線の作成及び各種遮断器の評価試験、低圧配電機器選定実習等を通して、短絡事故や漏電等を未然に防止するためのしくみや保護協調等の考え方を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.低圧配電機器概要 | (1)低圧配電機器の種類及び用途と特徴 (2)短絡保護と地絡保護 (3)低圧配電機器選定に必要な知識及び計算手法 イ.短絡電流算出 ロ.パーセントインピーダンス法 ハ.系統インピーダンス ニ.インピーダンスマップ作成 |
3 | 1 |
3.配線用遮断器の動作特性 | (1)配線用遮断器の構造 (2)過電流・短絡電流に対する動作特性と各種性能 イ.反限時特性 ロ.瞬時特性 ハ.復帰可能時間 (3)配線用遮断器の選定と法的根拠 (4)電子式配線用遮断器の設定と動作特性曲線 |
2 | 1.5 |
4.漏電遮断器の動作特性 | (1)漏電遮断器の構造 (2)漏電電流に対する動作特性と各種性能 イ.高速形・時延形・反限時形動作特性 ロ.高感度形・中感度形・低感度形定格感度電流特性 ハ.正動作と不要動作 (3)漏電遮断器の選定と法的根拠 (4)定格感度電流の動作特性試験 |
2 | 1.5 |
5.保護協調 | (1)保護協調について (2)過電流保護協調と地絡保護協調 イ.選択遮断方式 ロ.カスケード遮断方式 (3)低圧回路における選択遮断方式 (4)高圧受変電設備における過電流保護協調の概要 イ.過電流保護方式 ロ.過電流継電器 ハ.慣性特性 |
2 | 2 |
6.総合実習 | (1)低圧配電機器の選定実習 イ.配線用遮断器の選定 ロ.漏電遮断器の選定 |
2 | 2 |
7.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | 配線用遮断器、漏電遮断器、電子式配線用遮断器、過電流継電器、ブレーカテスタ、漏電テスタ |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |