カリキュラムシート
分類番号 A601-008-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 雷保護システムの構築 |
訓練対象者 | 電気設備等の設計・保全作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 電力設備設計/電力変換設備設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた、総合的雷保護システム構築実習を通して、雷に対する総合的な知識を習得し、安全性の高い雷保護システムの構築技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コースの概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.雷のメカニズムと雷サージ | (1)雷発生のメカニズム (2)雷撃の大きさと種類 (3)雷サージ(原因、種類、侵入経路) (4)雷サージ特性(伝播特性、経路や対象物への損傷) |
2 | |
3.雷被害とそのメカニズム | (1)雷被害の要因 (2)雷被害の分類 (3)雷被害事例 |
1 | |
4.雷保護システムとその効果 | (1)関連法規および規格 (2)雷保護システム(LPS) イ.内部雷保護システム ロ.外部雷保護システム (3)雷サージ保護対策(SPM) (4)雷対策素子及び装置とその効果 イ.各種対策素子(放電管、バリスタ)とその効果 ロ.各種対策装置(引込口用SPD、耐雷トランス)とその効果 ハ.雷警報装置(電波観測、落雷点評定システム) (5)雷被害対策事例と解説 |
4 | 3 |
5.総合的雷保護システム設計実習 | (1)設計条件 (2)総合的雷保護システム設計 イ.設計条件に応じた雷保護システム設計 ロ.設計条件に応じた雷サージ保護対策 (3)設計した雷保護システムの評価 |
4 | 3.5 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | ノイズシミュレータ、シールドトランス、ノイズフィルタトランス、落雷定点測定システム |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |