カリキュラムシート
分類番号 A601-012-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | 生産現場における瞬時停電・瞬時電圧低下対策技術 |
| 訓練対象者 | 生産設備の設計や保守業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 電力設備設計／電力変換設備設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化（改善）、安全性向上に向けた瞬時電圧降下装置を使った測定・対策実習を通して、設備の安定稼働に必要となる瞬時停電・瞬時電圧低下対策技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練の目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．瞬時停電と瞬時電圧低下 | （１）瞬時停電と瞬時電圧低下現象 （２）瞬時電圧低下の発生メカニズム （３）瞬時電圧低下の影響を受けやすい機器 （４）不具合事例、事故事例 |
1.5 | 0.5 |
| ３．雷現象と被害 | （１）雷現象とは （２）雷の発生メカニズム （３）雷放電 （４）雷の性状 （５）電力供給網への被害（送電線、配電線、再生可能エネルギー） |
2 | 1 |
| ４．無停電保護装置（ＵＰＳ）による対策 | （１）対策の考え方 （２）対策方法と種類 イ．常時インバータ方式（オンライン） ロ．常時商用給電方式（オフライン） ハ．ラインインタラクティブ方式（オフライン） （３）対策事例 |
2 | 1 |
| ５．瞬時電圧低下装置による対策 | （１）瞬時電圧低下保護装置の特徴 （２）瞬時電圧低下保護装置の構造 （３）電気二重層コンデンサ （４）リスクとコストの考え方 （５）対策事例 |
2.5 | 2 |
| ６．瞬時電圧低下動作の測定・対策実習 | （１）瞬時電圧低下動作の測定実習 （２）対策方式の選定と詳細設計 （３）保護装置のランニングコスト算出 （４）瞬時電圧低下対策実習 （５）対策動作の測定と評価 |
3 | 3 |
| ７．まとめ | （１）全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 8 |
| 使用器具等 | 実習装置、オシロスコープ、瞬時電圧低下保護装置、無停電保護装置 |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |