カリキュラムシート
分類番号 A605-012-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 実例で学ぶパワー回路設計のための解析技術 |
訓練対象者 | 電力制御の業務や電源回路設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | パワーエレクトロニクス回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたフライバック型DC-DCコンバータ及びPFCコンバータの検証・評価実習を通して、基板レイアウトの評価、各種デバイス検証、システムの安定性などの測定及び設計・解析・検証の技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.パワー回路設計概要 | (1)他の電子回路設計との違い (2)パワー回路解析に必要なスキル |
1 | |
3.フライバック型DC-DCコンバータ設計 | (1)フライバック型DC-DCコンバータのシステム構成 (2)各種デバイス選定(コントロールIC、トランス、他) (3)外部エラーアンプによる負帰還回路の設計 |
2.5 | 2 |
4.PFCコンバータ設計 | (1)CCM方式のシステム構成 (2)コントロールICの使い方、各種デバイス選定 (3)マイナーループを持つ負帰還回路の設計 |
2.5 | 2 |
5.回路検証と評価実習(デバイス編) | (1)パワー回路に使用するMOSFET、ダイオード等の測定と評価 (2)パワー回路に使用するコイル、コンデンサの検証・評価 (3)トランスの設計と評価・検証 |
1 | 0.5 |
6.パワー回路設計に重要な測定法・検証法・レイアウト | (1)大電流回路部と制御回路部のレイアウトと波形測定法 (2)ノイズ対策用フィルタの効果検証 (3)計測器の有効的な活用法 (4)誤動作を起こさないための回路テクニック |
1 | 0.5 |
7.回路検証と評価実習(フィードバック編) | (1)発振と安定のメカニズム (2)フィードバック設計のポイント (3)マイナーループ、外部エラーアンプ等の特殊な制御設計 (4)測定による評価と検証 |
2 | 1.5 |
8.回路の検証に役立つ測定テクニック | (1)ワンランク上のパワー装置設計に必要な測定、検証技術 (2)作っておくと役立つ測定評価回路 |
1 | 1 |
9.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | オシロスコープ、FRA、パワーメータ、電子負荷装置、安定化電源、LISN、絶縁変圧器、スペクトラムアナライザ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |