カリキュラムシート
分類番号 A605-015-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | スイッチング電源の設計と評価の実践技術 |
訓練対象者 | 電子回路の設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | パワーエレクトロニクス回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたスイッチング電源回路製作実習を通して、スイッチング電源回路の設計技術や評価技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コースの概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講生が有する専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.安定化電源回路の概要と設計 | (1)安定化電源とは (2)安定化電源の種類 (3)スイッチング電源の設計 (4)スイッチング電源の種類と特色、使い分け (5)スイッチング電源のための電子部品選定(コンデンサ、コイル) (6)ノイズ対策部品の選定 (7)RCC電源回路設計 (8)RCC用トランスの巻線設計とインダクタンス設計 (9)リプルノイズと平滑コンデンサの選定 (10)RCC電源回路におけるプリントパターン作成のポイント |
3 | |
3.安定化電源回路製作実習と評価 | (1)設計した各種回路を応用した実践回路の製作 (2)製作した実践回路の動作、各種特性の実測評価 (3)電圧変化、温度変化、及び部品製造誤差に対する動作安定性 の実測評価 (4)リップル、出力インピーダンス、入力及び負荷変動に対する 安定性評価 (5)追従性評価 |
5 | 5 |
4.性能の検討及び改善実習 | (1)製作回路の問題点の抽出とその解決方法の考案 (2)製作回路の特性を改善する方法の検討 (3)製作業務の改善・効率化 イ.電源効率向上のための同期整流方式による改善とその回路設計 ロ.電源ノイズの問題と対策・改善 ハ.他励方式と自励方式の使い分けと効率改善方法 |
9 | 9 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 14.5 |
使用器具等 | 電源、オシロスコープ、発振器、テスタ、はんだ、ラジオペンチ、ニッパ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |