カリキュラムシート
分類番号 A701-001-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | 実習で学ぶワイヤレス通信技術 |
訓練対象者 | 通信機器、通信システム設計開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 伝送系設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた変調部・復調部の設計について具体的なシミュレーションと実測を通して、ディジタル変復調無線通信システムの設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.アナログ変復調 | (1)AM(振幅変調)とその利用例 (2)FM(周波数変調)とその利用例 (3)PM(位相変調) |
1 | |
3.ディジタル変調 | (1)ディジタル変復調方式の種類 (2)時間軸と周波数軸における波形の違いについて (3)変調信号波形と無線信号波形の違いについて (4)帯域制限の概念 (5)直交変調の概念とコンスタレーション |
3.5 | 3 |
4.ディジタル復調 | (1)受信レベル (2)コンスタレーション波形の観測 (3)SN比の測定 (4)BERの測定 |
3 | 3 |
5.電波伝搬 | (1)マルチパス・フェージング (2)マルチパス・フェージングの評価 (3)電波伝搬とBERとの関係 |
1 | 0.5 |
6.CDMA通信方式とスペクトル拡散通信 | (1)CDMA通信方式と特徴 (2)SS変調の原理と通信システム (3)DS変調の原理と通信システム (4)FH変調の原理と通信システム |
1.5 | 0.5 |
7.OFDM | (1)OFDMの概要 (2)OFDMの活用例 |
1 | 0.5 |
8.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | ディジタルオシロスコープ、スペクトラムアナライザ、シグナルジェネレータ、変調用基板、復調用基板、パソコン |
---|---|
養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |