カリキュラムシート
分類番号 A701-002-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 実例で学ぶ次世代ワイヤレス通信技術 |
訓練対象者 | 通信機器の設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 伝送系設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたOFDMマルチキャリア変調方式を基に、時空間符号化(STBC)及び空間分割多重(SDM)に基づくMIMO通信方式のシミュレーション実習を通して次世代ワイヤレス通信技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.OFDMの概要とシステム構成 | (1)OFDMの原理と変復調回路 (2)ガードインターバルによる周波数選択性フェージング対策 (3)Coded OFDM (4)OFDMシステムの並列性と等化器 (5)OFDMパスバンド回路 (6)数値解析ソフトウェアによる設計シミュレーション実習 |
3.5 | 3 |
3.MIMO-STBC | (1)移動体向け時空間ブロック符号化STBC-MIMOシステム (2)時空間ブロック符号化STBCとダイバーシティゲイン (3)フェージング伝搬路における効果 (4)数値解析ソフトウェアを用いた設計シミュレーション実習 |
2 | 1.5 |
4.SDM-MIMO | (1)MIMOチャネルと空間分割伝送の原理 (2)干渉キャンセラのアルゴリズム (ZF/MMSE/V-BLAST/MLD) (3)STBCとの組み合わせ (4)数値解析ソフトウェアを用いた設計シミュレーション実習 |
3.5 | 2.5 |
5.送信ダイバシティの研究開発 | (1)伝送路環境 (2)Maximal-ratio receiver combining (3)送信ダイバシティ (4)計算機シミュレーション |
2 | 1 |
6.まとめ | (1)コース全体についての確認及び講評 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | 数値解析ソフトウェア |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |