カリキュラムシート
分類番号 A899-003-A
訓練分野 | 居住系 |
---|---|
訓練コース | 既存木造住宅の性能向上によるリフォーム設計実践技術 |
訓練対象者 | 木造住宅のリフォーム計画・設計・施工業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 木造住宅のリフォームの新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた住宅性能評価と性能向上実習及び設計課題実習を通して、リフォーム設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)疑問点、問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.住宅性能表示に対応した設計法 | (1)新築の性能表示制度と既存住宅の性能表示制度の関連性の整理 (2)性能表示の概要 イ.10分野の性能 (3)性能表示制度対応で期待される性能 |
1 | |
3.性能向上リフォームの流れ | (1)性能向上リフォームの性能条件 (2)性能の概要 イ.耐震性(構造の安定) ロ.耐久性・可変性(劣化の軽減 維持管理への配慮) ハ.省エネルギー性(温熱環境) ニ.バリアフリー性(高齢者への配慮) (3)性能向上リフォーム、長期優良住宅化リフォームの条件 イ.性能向上の条件 ロ.中古住宅の維持保全に関わる措置 ・インスペクション ・瑕疵保険 ・住宅履歴の保存 ・維持保全計画の作成 ハ.補助金、金利優遇などの措置 |
3 | |
4.評価結果の実際とその読み方 | (1)インスペクション(現況検査)の方法とポイント (2)評価結果の項目毎の意味/精度と、お客様への説明方法の整理 |
2 | 1 |
5.性能評価に基づくリフォーム設計実習 | (1)評価結果から考えられるリフォーム内容の抽出 (2)リフォーム内容と評価等級及びコストの関係 (3)リフォーム設計実習 イ.既存住宅によるリフォーム提案 ロ.性能向上と評価 ハ.工程の検討 (4)性能向上・長期優良化を行う施主側のメリット |
5 | 5 |
6.まとめ | (1)確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 関数電卓 |
---|---|
養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |