カリキュラムシート
分類番号 A904-003-A
訓練分野 | 居住系 |
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訓練コース | 免震構造設計技術の実務 |
訓練対象者 | 免震構造設計に従事に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 免震構造を対象に特殊構造設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた建築物の振動と応答の関係を考慮した免震構造の実施例を通して、免震構造設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)受講者が有する専門的能力の確認 (3)問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.免震構造の概要 | (1)免震構造の歴史 イ.積層ゴムアイソレータを用いた本格的建築 (2)免震構造の現況 イ.建物用途の傾向、評定実績、アスペクト比等 |
0.5 | |
3.免震構造の原理 | (1)積層ゴムアイソレータの原理機構 (2)耐荷機構 (3)1次、2次形状係数・臨界面圧 |
1 | 0.5 |
4.免震構造と耐震構造 | (1)耐震性能 |
0.5 | |
5.免震構造の設計 | (1)概要 イ.設計クライテリア、設計工程、設計例、設計上の配慮事項 (2)各種積層ゴムアイソレータの特徴とモデル化 イ.経年変化、ハードニング、歪み依存性等 (3)各種ダンパーの特徴とモデル化 イ.安定変形領域 (4)入力地震動レベルと設計クライテリア イ.模擬地震動の問題、上部構造・基礎構造の設計レベル (5)免震層の設計 イ.配置、面圧、重心、剛心、ねじれ (6)その他の設計上の配慮 イ.P-δによる付加モーメント (7)振動解析モデル イ.質点系モデル、ねじれ振動モデル (8)新方式のセンター評定概要書の解説(建基法38条による) |
7 | 5 |
6.免震構造の施工 | (1)設計図書、仕様書、各種検査、施工上の配慮事項、レベル、 固定・非固定、計測 |
1 | 1 |
7.免震構造の問題点 | (1)維持管理、別置き試験体、コストダウン、ハイブリッド化 |
0.5 | 0.5 |
8.事例 | (1)レトロフィットの事例、米国の事例 |
0.5 | |
9.まとめ | (1)理解度の確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | パソコン、関数電卓 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |