カリキュラムシート
分類番号 B101-017-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 旋盤による長尺物加工技術 |
| 訓練対象者 | 機械加工作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 汎用旋盤加工の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた課題加工実習を通して、長尺物の部品加工や冶工具製作作業の要求される条件を満足するための加工方法の検討、段取り等について、実践的な旋盤作業の問題解決能力を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．長尺加工概論 | （１）長尺物の定義 （２）長尺物加工の特徴 イ．たわみ、びびり、熱膨張 （３）振れ止めの用途と種類 （４）長尺物加工法 |
2 | |
| ３．長尺加工時の検討事項 | （１）課題図面の説明 （２）使用工具および器具 イ．革ベルト、傘センター、補助具等の取り扱い （３）切削条件の検討 イ．工具材種と形状による回転速度・送り・切り込み量 （４）切削工具の検討 イ．工具の形状、工具研削 |
3 | 2 |
| ４．移動振れ止め加工実習 | （１）移動振れ止めの取付け方法と使い方 （２）材料の取付けと工具の取付け （３）回転速度と送りの選定 （４）移動振れ止め作業方法 イ．振れ止め駒の保持力調整方法 ロ．安全作業のための立ち位置 |
5 | 5 |
| ５．固定振れ止め加工実習 | （１）固定振れ止めの取付け方法と使い方 （２）電気ドリルを使用したセンター穴加工 （３）材料の取付けと工具の取付け （４）回転速度と送りの選定 （５）振れ止め作業方法 イ．振れ止め駒の保持力調整方法 ロ．安全作業のための立ち位置 |
5 | 5 |
| ６．加工時の問題点と対処方法 | （１）びびり、加工物の振れ、加工面のキズ （２）仕上げ面の向上、センター焼付き、加工物の形状精度 |
2 | 1.5 |
| ７．まとめ | （１）質疑応答 （２）訓練コース内容のまとめ （３）講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 18 | 14 |
| 使用器具等 | 普通旋盤、各種バイト、各種測定機器、振れ止め装置 |
|---|---|
| 養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
| 改訂日 | 2023.08 |