カリキュラムシート
分類番号 B101-018-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 切削工具と被削材の見方・選び方 |
訓練対象者 | 一般機械器具製造業等において、切削加工・生産技術に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 切削加工の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた工具寿命やロット間のばらつきに大きな影響を及ぼす、工具材種や被削材の知識を習得し、工具損傷や仕上げ面の観察実習を通して切削トラブルの原因を究明し、改善提案をできる能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.工具損傷の原因と対策 | (1)被削材の材料特性の把握 (2)工具材種の把握 (3)工具損傷の原因と対策 (4)工具損傷と材料特性の関係 (5)損傷工具の観察実習 (6)原因の追究と対策案の作成 |
8.5 | 6 |
3.仕上げ面粗さの評価と対策 | (1)仕上げ面粗さの創成要素 (2)構成刃先のメカニズムと対策 (3)製品の仕上げ面の観察実習 (4)現状の把握と改善案の作成 |
6 | 3 |
4.事前予防のための被削材対策 | (1)硫黄含有量の検討 (2)熱処理鋼のミクロ組織と切削性 (3)引抜きみがき鋼の加工硬化と切削性 (4)新しい鋼材のミクロ組織と被削性 |
2.5 | |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コースのまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9.5 |
使用器具等 | 工具顕微鏡、マイクロスコープ、組織観察用機器一式、マシニングセンタ、切削動力計 |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |