カリキュラムシート
分類番号 B102-013-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 穴加工の最適化技術 |
訓練対象者 | 機械加工作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | NC機械加工の生産性の向上をめざして、最適化(改善)に向けたマシニングセンタによる穴加工検証実習を通して、高精度・高能率に穴加工するための最適化技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.穴加工用工具の各種特性 | (1)ドリルの特性 イ.ねじれ角、先端角、溝長、シンニング等が及ぼす影響 ロ.材種や表面処理が及ぼす影響 (2)リーマの特性 イ.食付き角、すくい角、ねじれ角等が及ぼす影響 ロ.加工特性と問題点 (3)ボーリングの特性 イ.ボーリングバーの種類と活用 ロ.リーマ加工との違い (4)タップの特性 イ.各種ツーリングについて ロ.下穴とひっかかり率との関係 ハ.タップ加工における問題点 |
3.5 | |
3.加工精度への影響と対策 | (1)加工工程による加工精度への影響と対策 (2)加工条件による加工精度への影響と対策 (3)工具形状による加工精度への影響と対策 |
2 | |
4.穴加工実習 | (1)切削条件の違いによる穴の拡大傾向 (2)プログラムの違いによる切削負荷 (3)センタ穴有無による加工精度 (4)各種リーマとボーリングによる加工精度 (5)エンドミル加工による加工精度 (6)タップ加工の切削負荷 |
9 | 9 |
5.測定と検証 | (1)各種穴加工における切削負荷の影響と対策 (2)穴の拡大しろ、表面粗さ、真円度、位置度などの加工精度の検証 (3)切削油剤の効果と環境対策 |
2.5 | 2.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 12 |
使用器具等 | 立形マシニングセンタ、各種工具(ドリル、リーマ、ボーリングバー、タップ等)、三次元測定機、表面粗さ測定機、真円度測定機 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |