カリキュラムシート
分類番号 B102-017-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 旋削加工におけるびびりの原因と対策 |
訓練対象者 | 機械加工作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | NC機械加工の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた加工実習を通して、びびり対策できる能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.仕上げ面の評価法 | (1)表面性状とは (2)切削機構と切削条件 (3)切削条件と仕上げ面の関係 (4)仕上げ面の観察と評価法 |
2 | 2 |
3.NC旋盤でのびびり現象 | (1)振動の基本量 (2)強制びびり振動 (3)自励びびり振動 |
1 | |
4.目的別動剛性の試験実習 | (1)工作機械の性能劣化よる原因の特定実習 (2)量産に向けた性能評価試験実習 |
3 | 3 |
5.試験結果の見方と活用法 | (1)結果におけるグループディスカッション(評価と対策について) (2)講評 |
1 | 1 |
6.現場におけるびびり対策 | (1)外径切削時のびびりの種類と原因とその対策法 (2)溝入れ切削時のびびりの種類と原因とその対策法 (3)中ぐり切削時のびびりの種類と原因とその対策法 (4)ねじ切り切削時のびびりの種類と原因とその対策法 |
1 | 1 |
7.現場で出来る中ぐり切削加工びびり対策実習 | (1)中ぐり加工は、なぜびびり易い (2)動特性の測定評価と加工結果 (3)中ぐり性能を向上させる イ.摩擦減衰の応用 ロ.ぬれ性減衰の応用 ハ.構造減衰の応用 (4)びびり対策の検証と評価 |
3 | 3 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 10.5 |
使用器具等 | マイクロスコープ、表面粗さ測定機、真円度測定機、NC旋盤、FFTアナライザ、インパルスハンマ、加振器(電磁型)、加速度ピックアップ、チャージアンプ、信号発生器(サイン波、ランダム波) |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |