カリキュラムシート
分類番号 B103-001-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 精密ワイヤ放電加工技術 |
訓練対象者 | ワイヤ放電加工機による機械加工業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 放電加工の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた加工課題実習を通して、要求精度を満たすための加工条件設定、段取り、加工方法に関する技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ワイヤ放電加工 | (1)ワイヤー放電加工の原理 (2)ワイヤー放電加工機の機器構成 (3)切削加工された製品とワイヤー放電加工された製品の比較および特徴 |
1 | |
3.加工特性 | (1)加工速度について イ.加工速度(面積速度)と加工条件因子 ロ.ワイヤー径が加工速度に影響する理由 ハ.工作物材質の違いによる加工速度の違い (2)加工面の表面粗さ イ.JIS規格における表面粗さの種類と特徴 ロ.表面粗さに影響する加工因子 (3)高精度加工を満たすための加工プロセス イ.ファーストカットとセカンドカット ロ.真直度(太鼓形状)の改善策 ハ.コーナーだれを発生させる要因と改善策 |
2.5 | |
4.加工課題実習 | (1)GコードとMコードについて (2)プログラム作成 (3)安全作業と取り扱いにおける注意点 (4)加工実習 |
6 | 6 |
5.加工の検証と評価 | (1)寸法精度の測定 (2)表面粗さの測定 イ.ファーストカットとセカンドカットの比較 (3)コーナーだれと加工条件の影響を確認 (4)放電現象(加工面、コーナーダレ)に対する対処方法 |
1.5 | 1.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | NCワイヤ放電加工機、各種測定機器、表面粗さ測定機 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |