カリキュラムシート
分類番号 B204-014-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | プレス成形検証技術 |
訓練対象者 | プレス加工、設計、製作業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プレス加工/プレス金型の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたプレス成形加工(絞り、張り出し等)における板材変形状態の可視化手法及び成形余裕度の分析法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.プレス成形可視化法 | (1)スクライブドサークルテスト(SCT)の原理と目的 イ.板材変形状態の可視化原理と主な用途 ロ.マーキングパターンの種類(サークル、グリッド、他) (2)板材へのマーキング方法 イ.プレス現場向き方法(けがき法及びスタンプ法) ロ.データ解析向き方法(フォトエッチング法及び電解エッチング法) (3)寸法読み取り方法 イ.テープ転写による読み取り ロ.透明フィルム製テーパスケールによる読み取り (4)ひずみ計算法(公称ひずみ、真ひずみ) (5)CAEによるプレス成形シミュレーションにおけるSCT活用 |
1.5 | |
3.成形限界線図 | (1)プレス加工における変形状態の表示法と解読法 イ.成形状態図の読み方 ロ.現実の変形品との照合 ハ.成形限界線の求め方と活用法 ニ.成形余裕度の求め方と活用法 |
1.5 | |
4.プレス成形の可視化と成形状態解読実習 | (1)スクライブドサークルによるプレス成形可視化実習 イ.実習で用いる成形形状について ロ.マーキング実習 ハ.プレス成形及びひずみ読み取り実習 (2)成形限界線図にもとづく変形状態の解読及び不具合対策検討実習 イ.等2軸成形部(張り出し成形部) ロ.平面ひずみ成形部 ハ.単純引っ張り部及び板厚不変引っ張り部 ニ.複合的な成形形状(角筒絞り、他) |
8 | 8 |
5.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | 万能塑性加工試験機、プレス機械、角筒絞り金型、スクライブドサークルテスト器具一式 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |