カリキュラムシート
分類番号 B205-017-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | センサを活用したプラスチック射出成形の不良対策 |
訓練対象者 | 射出成形及びその関連業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 射出成形に関連する業務の生産性向上をめざして、効率化・適正化・最適化(改善)に向けたプラスチック射出成形と不良現象に関する知識を習得し、センサを活用した射出成形を通して、成形状態の見える化による成形不良の対策ができる技能と技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.成形サイクルと成形条件 | (1)射出成形の工程と条件の考え方 (2)計量条件の設定 (3)充填・保圧と速度制御、圧力制御 (4)金型温調と冷却時間 (5)初期条件の決定手順 |
3 | 2 |
3.成形不良とその要因 | (1)成形における不良現象とその要因 (2)成形不良の対策 |
1.5 | |
4.センサによる成形状態の測定 | (1)測定項目(温度、圧力、流量等)とセンサの選定、配置 (2)測定システムの構成(センサの取り付け等) (3)測定方法と波形の理解 (4)測定実習 |
3 | 2 |
5.成形の見える化による成形不良対策 | (1)圧力測定による成形状態の把握 (2)温度測定による成形状態の把握 (3)冷却水流量計による金型冷却状態の把握 (4)測定データ分析による不良要因の推定 (5)分析データを活かした成形不良の対策 |
3.5 | 3.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ及び講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 射出成形機、射出成形用金型、樹脂圧力測定システム、金型温度測定システム、冷却水流量計、関数電卓、データ整理用(表計算ソフト入り)パソコン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |