カリキュラムシート
分類番号 D101-011-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 各種材料の溶接ポイントと検査技術 |
訓練対象者 | 溶接・検査作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械・精密測定/機械検査の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた各種材料の性質を理解し、その結果に基づいて各課題実習を通して、各種材料の溶接・検査の技術を補い、実際に起こりうる品質上の問題点の把握および解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.溶接法とその種類 | (1)各種溶接法の原理と特徴 (2)アーク現象 |
2.5 | |
3.溶接材料と熱影響部 | (1)各種材料の特徴と溶接性 (2)異材溶接のポイント (3)金属組織試験による溶接部の観察 |
4 | 2 |
4.溶接施工管理 | (1)溶接設計 (2)継手強度の計算 (3)溶接法、材料選びのポイント (4)溶接部の欠陥、対策 |
3 | |
5.溶接条件 | (1)各種溶接法における条件設定法 (2)ロボット溶接における条件設定法 |
3 | 2 |
6.検査 | (1)破壊力学の基礎知識と検査法の選定 (2)放射線透過試験 (3)浸透探傷試験 (4)磁気探傷試験 (5)超音波探傷試験 (6)引張り試験 (7)曲げ試験 (8)マクロ試験 |
6 | 6 |
7.試験結果のまとめ | (1)検査報告書の作成 (2)溶接施工のチェック項目 (3)品質管理 (4)溶接技術者から見た検査技術、検査技術者から見た溶接技術 |
2 | 2 |
8.成果発表 | (1)課題成果発表(プレゼンテーション) (2)発表内容に関する質疑応答 |
2 | 2 |
9.まとめ | (1)成果発表後の全体的な講評および確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 24 | 15 |
使用器具等 | 万能試験機、超音波探傷器、磁気探傷器、X線透過試験装置、TIG溶接機、被覆アーク溶接機、半自動溶接機、金属組織顕微鏡 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |