カリキュラムシート
分類番号 D101-017-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 渦電流探傷試験技術 |
訓練対象者 | 検査作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械・精密測定/機械検査の現場力強化及び技能継承をめざして、故障対応・予防に向けた渦電流探傷試験技術を理解し課題を通して、検査の技術を補い実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.電気と磁気 | (1)導電率、抵抗 (2)インダクタンス、インピーダンス (3)電流と磁気、磁界、磁束、透磁率 (4)浸透深さ (5)ビオ・サバールの法則 (6)電磁誘導の法則、自己誘導、相互誘導 |
2 | |
3.金属の電磁気的性質 | (1)物質と導電率、導電率と温度、合金の導電率 (2)物質と透磁率、比透磁率、磁気履歴現象 (3)キュリー温度、加工ひずみと磁気特性 |
1 | 1 |
4.渦電流探傷試験 | (1)渦電流、表皮効果 (2)コイルのインピーダンス、正規化インピーダンス (3)相互誘導回路のインピーダンス (4)貫通コイルのインピーダンス (5)相互誘導型コイルのインピーダンス (6)内挿・上置コイルのインピーダンス |
3 | 3 |
5.試験コイルの種類と選定方法 | (1)種類 (2)方式 (3)試験対象物 |
1 | 0.5 |
6.渦電流探傷装置 | (1)装置の構成 (2)付属装置 |
1 | 0.5 |
7.渦電流探傷装置の実際 | (1)試験の準備 (2)貫通コイルによる渦電流探傷試験 (3)内挿コイルによる渦電流探傷試験 (4)上置コイルによる渦電流探傷試験 (5)磁性材料の磁気飽和による渦電流探傷試験 (6)各種コイルによる電磁誘導試験 (7)渦電流探傷試験における災害防止 (8)渦電流探傷試験関連国内規格、外国規格 |
3 | 2.5 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ及び、講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 電磁誘導試験機、貫通コイル、内挿コイル、上置コイル、導電率コイル、回転コイル、レコーダー |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |