カリキュラムシート
分類番号 D101-021-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 機械、設備の騒音・振動計測技術 |
訓練対象者 | 設計、試作時の騒音・振動計測と解析による品質向上・改善等業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械・精密測定/機械検査の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた騒音・振動計測実習、および計測データの評価・解析実習を通して、騒音・振動の防止対策を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及及び留意事項 | (1)訓練目的 (2)専門的能力の確認(質問形式などの方法)及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.音響計測 | (1)音響に関する理論 イ.音とは(音の性質、聴覚) ロ.音の物理量、音場 (2)騒音の測定方法 イ.騒音計による騒音測定 ロ.関連する法令 (3)周波数分析 イ.オクターブ分析 ロ.FFT分析 (4)音響計測の応用 イ.音響インテンシティ ロ.音響パワーレベル ハ.音響材料の測定(残響時間、吸音率、透過損失) |
3 | |
3.振動計測 | (1)振動に関する理論 イ.振動とは(振動の表現、振動の種類) ロ.1自由度系、加速度・速度・変位 (2)振動の測定方法 イ.振動計による振動測定、ピックアップ ロ.判定の基準、振動感覚の評価 (3)振動測定の応用 イ.精密診断 ロ.解析(トラッキング解析、モード解析) ハ.損失係数測定 |
2 | |
4.音響測定実習 | (1)音響パワーレベルの計測 (2)測定、解析結果の評価の実際 (3)騒音を防止する技術、対策 |
3 | 3 |
5.振動測定実習 | (1)FFTアナライザを用いた振動データの解析、評価 (2)測定、解析結果の評価の実際 (3)振動を防止する技術、対策 |
3 | 3 |
6.まとめ | (1)講評・評価および質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 騒音計、振動計、周波数分析器、実時間分析器 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |