カリキュラムシート
分類番号 D101-024-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 設計・品質評価に活かす硬さ試験 |
訓練対象者 | 一般機械部品製造業における設計・加工・品質評価に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 硬さ試験作業の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた素材や機械要素の評価を現場的視点でとらえる適切な硬さ試験方法を理解し、各種の硬さ試験実習を通して、現場に即した硬さ試験技術・評価方法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.硬さ試験の概要 | (1)機械的性質の特徴と硬さ (2)工業量としての「硬さ」とは何か (3)品質保証のための硬さ試験の必要性 |
2 | 1 |
3.各種硬さ試験と評価の注意点 | (1)JISに規定されている硬さ試験法 イ.ブリネル硬さ試験と評価の注意点 ロ.ロックウェル硬さ試験と評価の注意点 ハ.ビッカース硬さ試験と評価の注意点 ニ.ヌープ硬さ試験と評価の注意点 ホ.ショア硬さ試験と評価の注意点 (2)その他の硬さ試験法 イ.微小・超微小硬さ試験 ロ.計装化押込み硬さ試験(マルテンス試験) ハ.プラスチック・ゴムなどの非金属材料硬さ試験(ジュロメータ硬さ) |
3 | 1.5 |
4.間接検証 | (1)JIS硬さ基準片の現状 (2)硬さ基準片による間接検証作業 (3)これからの硬さ基準片 |
2 | 1 |
5.硬さ試験実習 | (1)各企業・各自における硬さ試験による品質検証目的の再確認と洗い出し (2)硬さ試験のフローを再確認 (3)表面処理品(窒化、浸炭など)の評価方法 (4)機械部品(機械要素や金型などを例に)の評価方法 (5)現場の硬さ試験実習 |
4 | 2.5 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コースのまとめ・確認 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 各種硬さ試験機、硬さ基準片、研磨機、顕微鏡 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |