カリキュラムシート
分類番号 D199-001-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | 磁気探査業務における検定・解析技術 |
訓練対象者 | 磁気探査業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 磁気探査業務の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた探査機器の検定方法や波形データの解析方法の実習を通して、磁気探査装置の検定および解析技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.磁気探査 | (1)磁界現象 (2)磁気作用 (3)磁気誘導 (4)水平探査方法 (5)鉛直探査方法 |
2 | |
3.検定実習 | (1)検定装置の構造 イ.コイルの巻き数による磁気量の違い ロ.感度係数とペンレコーダレンジの関係 ハ.基準磁界とγ/mm/secおよび振幅の関係 (2)検定実習 イ.屋内においての検定作業方法および模擬検定の実施 ロ.屋外水平探査検定作業方法および模擬検定の実施 ハ.屋外鉛直探査検定作業方法および模擬検定の実施 ニ.現場における校正作業方法および模擬検定の実施 |
4 | 3 |
4.波形解析演習 | (1)磁気異常物と磁気量の関係 イ.磁気探査における磁界と磁気量の違い ロ.CGS単位系とNGP単位の違い (2)波形解析演習 イ.解析データと側線および探査抗の関係 ロ.位置確認用マーカと速度係数の相関関係 ハ.異常物からの両極波形と単極波形の違いと特徴 ニ.両コイルと単コイル波形の違いと特徴 ホ.試験体を用いた水平探査データの取得 ヘ.試験体を用いた鉛直探査データの取得 ト.コイル間距離における速度係数等の取得方法 チ.取得データの波形解析(手計算) リ.取得データの波形解析(解析システム) |
5 | 4 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | 磁気探査用センサ、磁気探査用アンプ、検定装置一式、巻線機 |
---|---|
養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |