カリキュラムモデル
分類番号 E113-014-4
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | 生産現場における電源トラブルとノイズ対策 |
訓練対象者 | 工場などの生産現場でノイズ対策の業務に従事する設備・保全・工務担当者で、今後職場のリーダー的な役割を担う者 |
訓練目標 | ノイズや高調波・電圧変動等、生産現場で発生する「電源トラブル」を未然に防止するために、ノイズの発生メカニズムから誤動作要因の究明・具体的な対策手法までを机上の理論だけでなく実習を通して習得することにより、業務を効率的かつ効果的に推進する職務を遂行できる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.電磁環境問題とノイズ対策を実施する上での一般知識 | (1)現状のEMC概要 (2)ノイズトラブルの実態 (3)ノイズ対策における一般知識 (4)ノイズとは何か (5)高調波と高周波ノイズの違い |
1 |
2.施設上の考慮 | (1)施設上の注意点 (2)現象を捉えた対策 (3)困ったときの施設対策について |
2 |
3.EMC規格 | (1)EMI規格について (2)EMC規格について (3)CEマーク上のEMCの位置付け |
2 |
4.高調波 | (1)日本での高調波指針について | 1 |
5.電源ラインとノイズ | (1)主なノイズ発生機器と動作時の電圧波形の特徴 (2)インバータノイズとサイリスタノイズ (3)ラインノイズの測定方法 |
1 |
6.誤動作要因の究明 | (1)ノイズトラブル発生のパターンと対応 (2)誤作動要因の究明 (3)ノイズ進入経路の確認 (4)ノイズ耐性試験 |
1 |
7.工場におけるノイズ対策 | (1)ノイズ対策の手順 (2)接地とグランド対策 (3)遮蔽 (4)防止素子の種類と選定 |
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8.アイソレーション技術 | (1)インバータ、開閉サージノイズの観測・解析 (2)ノイズ対策とその効果の確認 (3)アイソレーションの手法とその効果 |
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訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | デジタル・ストレージ・オシロスコープ、ノイズ発生装置、 インバータノイズ発生装置、開閉サージによるアイソレーション実験装置、その他 |
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