カリキュラムモデル
分類番号 E114-006-3
訓練分野 | 電気・電子系(E) |
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訓練コース | PWMインバータ回路技術 |
訓練対象者 | DCチョッパ回路や三相インバータ等のパワーエレクトロニクス関連の業務に従事し、今後職場のリーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | 電力半導体デバイスの種類と特性を理解し、パワーエレクトロニクス回路技術を習得する。これにより仕事上で抱えている問題点の解決を図り、システムの改善や業務の効率化に関する職務の遂行ができる |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.電力半導体デバイス | (1)電力半導体デバイスの種類サイリスタ、GTO、パワートランジス タ、パワーMOSFETIGBT、IPM (2)電力半導体デバイスの特性 |
3 |
2.DCチョッパ | (1)DCチョッパ回路の基礎 (2)電流不連続時のDCチョッパ出力の特性 (3)電圧瞬時値制御法と電流瞬時値制御法 |
3 |
3.三相インバータ | (1)インバータの歴史的背景と種類 (2)三相PWMインバータとその出力方法 (3)電流追従制御形PWMインバータ |
3 |
4.三相PWMインバータのハードウェアの製作 | (1)三相インバータのメイン回路の製作とノイズ対策IPM(インテリ ジェントパワーモジュール)のドライブ回路デットタイム発生回路、回生 電力消費回路の製作 (2)制御回路チェック及びデットタイム設定プログラム作成 (3)インバータのハードウェアの動作チェック |
22 |
5.三相PWMインバータのソフトウェアの作成 | (1)三相PWMインバータのPWMデータの作成 (2)PWMデータチェックプログラムの作成 (3)ワンチップマイコンの取扱い (4)タイマー割込みを用いた、PWMデータ出力用 割込みプログラムの作成 (5)三相PWMインバータのメインプログラムの作成 |
21 |
6.三相PWMインバータの試運転 | (1)製作した三相PWMインバータによる、三相誘導電動機の回転数制 御 |
3 |
7.三相誘導電動機のインバータ制御 | (1)三相誘導電動機の平均トルク制御「V/f一定制御」、「すべり周 波数制御」 (2)三相誘導電動機の瞬時トルク制御「磁束演算型ベクトル制御」、 「すべり周波数型ベクトル制御」 |
3 |
8.確認・評価 | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 | 2 |
訓練時間合計 | 60 |
使用器具等 | オシロスコープ、ディジタルマルチメータ、直流安定化電源、パソコン、ROMライタ、三相誘導電動機、その他 |
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