カリキュラムモデル
分類番号 I502-005-4
訓練分野 | 情報・通信系(I) |
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訓練コース | 静止画像のデータ圧縮 |
訓練対象者 | 手続き型言語によるプログラミングが可能な静止画像の圧縮技術を現場に活用する者で、リーダーとしての役割を担う者 |
訓練目標 | 近年、ISO/IEC/CCITTにより国際標準化されたJPEG(カラー自然画像符号化)、JBIG(2値画像符号化)及び算術符合化の原理とアルゴリズムについて理解する。さらに、圧縮プログラムの試作実習(C言語)で理解を深め、実際の圧縮技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.静止画像のデータ圧縮 | (1)静止画像 (2)エントロピー符合化 (3)画像の符合化技術 (4)カラー自然画像符合化の国際標準JPEG (5)2値画像符合化の国際基準JBIG |
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2.カラー自然画像の圧縮 | (1)カラー自然画像符合化の国際基準JPEGの概要 (2)DCT方式のアルゴリズム (3)DC係数とAC係数の符合化 (4)データ構造 (5)JPEGの性能(圧縮率、S/N比) (6)ロスレスSpatial方式 |
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3.算術符合化 | (1)算術符合の原理 (2)ビットスタッフィングと正規化 (3)符合化と復号化 |
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4.2値画像の圧縮 | (1)2値画像符合化の国際基準JBIGの概要 (2)ハイアラーキカル処理 (3)JBIGアルゴリズム (4)10参照画素による予測 (5)JBIG方式算術符合化 (6)コンテキストテーブルと確率推定状態機械表 (7)MPS/LPS条件付き交換 (8)符合化終端処理 (9)JBIGの性能(圧縮率) (10)JBIGの白黒階調画像への適用 (11)JBIGのカラー画像への適用 |
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5.カラー自然画像圧縮プログラムの試作 | (1)試作プログラムの概要 (2)コーディング (3)デバックと試験 (4)風景画像・人物画像等による評価 |
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6.2値画像圧縮プログラムの試作 | (1)試作プログラムの概要 (2)コーディング (3)デバックと試験 (4)風景画像・人物画像等による評価 |
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7.まとめ | (1)JPEGとJBIG (2)圧縮LSIの現状 (3)今後の動向 |
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訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | パソコン一式、画像スキャナ、Cコンパイラ |
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