カリキュラムモデル
分類番号 I703-009-3
訓練分野 | 情報・通信系(I) |
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訓練コース | TCP/IP構造と状態遷移 |
訓練対象者 | ネットワーク・アプリケーション開発およびネットワークシステム保守管理業務に携わり、リーダとしての役割を担うもの |
訓練目標 | TCP/IPプロトコルおよびその関連アプリケーションプロトコルにおけるフレーム構成と状態遷移による処理シーケンスを習得することで、ネットワークアプリケーション開発とネットワークシステム保守管理が適切に遂行できる。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.フレーム構成 | (1)リンクレイヤにおけるフレームフォーマット(例)イーサネット (2)IPプロトコルのフレームフォーマット(IPv4とIPv6) (3)TCPプロトコルのフレームフォーマット (4)UDPプロトコルのフレームフォーマット |
3 |
2.ネットワークレイヤにおけるプロトコルシーケンス | (1)IPアドレスタイプの機能 (2)アドレス解決プロトコルのフレームフォーマットとシーケンス イ.ARP要求とARP応答 (RFC826) ロ.ARPパケットフォーマットと問題解析情報 ハ.ARPキャッシュ利用法 (3)ICMPフレームフォーマットとシーケンス イ.ICMPメッセージタイプと到達不可コード ロ、pingコマンド発行によるパケットとシーケンス ハ.tracerouteコマンド発行によるパケットとシーケンス ニ.IPルーティング概要とICMP (4)パケットフレーム解析実習 |
3 |
3.トランスポートレイヤにおけるプロトコルシーケンス | (1)UDPフレームフォーマットとシーケンス イ.UDPの特徴と利用ケース (2)TCPの特徴とシーケンス イ.TCPの特徴 ロ.コネクションの確立と終了 ハ.確立タイムアウト ニ.TCPの状態遷移 ホ.データ転送とフロー制御 へ.転送タイムアウトと再送 (3)アプリケーション接続 イ.アプリケーション接続時のTCP状態モデル(RFC793) ロ.TCPへのサービス要求 (4)パケットフレーム解析実習 |
5.5 |
4.確認・評価 | (1)コース全体についての確認および講評 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | パソコン一式、ネットワーク、プロトコルアナライザ |
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