カリキュラムモデル
分類番号 M112-223-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | カスタムマクロ実践技術(マシニングセンタ編) |
訓練対象者 | マシニングセンタによる加工に従事し、今後、リーダーとしての役割を担う者 |
訓練目標 | 日常しばしば利用されるマシニングセンタプログラムの作成時におけるプログラマーの負担を軽減することを目標とし、カスタムマクロの効果的利用法を習得する。また、公差判定と再加工トライマクロプログラムについても作成できる技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.オフセット量表現 | (1)オフセット量のシステム変数による表現 (2)オフセット量のG10による入力 |
1 |
2.サブプログラムの呼び出し | (1)ローカル変数及びコモン変数(非保持形)の空設定マクロプ ログラムの作成 (2)Mコード(M01)によるサブプログラム呼び出しのパラ メータ設定 |
1 |
3.アプローチマクロ | (1)アプローチマクロプログラムの作成 (2)Gコード(G143)によるアプローチマクロプログラム呼 び出しのパラメータ設定 |
0.5 |
4.ATCマクロ | (1)Mコード(M06)によるATCサブプログラム呼び出しのパ ラメータ設定 |
0.5 |
5.加工条件計算 | (1)回転数、テーブル送り量自動計算マクロプログラムの作成 | 1 |
6.各種面取り計算 | (1)ドリル先端部を考慮したキリ深自動計算マクロの作成 (2)ドリル穴入り口部の面取り量指示によるZ切り込み自動計算マ クロの作成 (3)2次元輪郭形状面取り時の切り込み量指示による工具径補正量 自動設定マクロの作成 |
3 |
7.公差判定と再加工トライマクロプログラム | (1)公差判定と自動工具補正量再設定のフローチャート (2)公差判定(凸部加工、凹部加工、Z軸段差) (3)片側補正、両側補正 (4)再加工加工の可能性とNG処理の場合の前補正量への書き戻し (5)計測間隔の設定マクロの作成 (6)手動計測時への対応プログラム |
4 |
8.工具長半自動計測 | (1)工具長半自動計測マクロの作成 | 0.5 |
9.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | カスタムマクロ搭載型マシニングセンタ、パーソナルコンピュータ、NCデータ入出力装置 |
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