カリキュラムモデル
分類番号 M214-103-3
| 訓練分野 | 機械系（M） |
|---|---|
| 訓練コース | プレス金型材料の熱処理と表面硬化法 |
| 訓練対象者 | プレス加工技術、プレス金型の設計・製作およびメンテナンス等の業務に従事する中核的技術者 |
| 訓練目標 | 金型の寿命や精度に大きく影響を及ぼす熱処理の特性を知り、正しく金型の設計、製作、およびメンテナンス等を行うための知識・技能を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） |
|---|---|---|
| １．プレス金型材料 | （１）鉄鋼材料 イ．主な鉄鋼材料の種類 ロ.鉄−炭素系平衡状態図 （２）プレス金型材料の種類と特徴 （３）金属強化法と熱処理 |
3 |
| ２．金型材料の熱処理法 | （１）熱処理の目的と処理 （２）焼き入れ イ．目的と方法 ロ．硬さと機械的性質 ハ．焼き入れ焼戻しに伴う組織の変化及び炭化物の挙動 ニ．変形 （３）焼きなまし イ．目的と方法 ロ．各種焼きなまし（完全焼きなまし、球状化焼きなまし、 低温焼きなまし） |
3 |
| ３．熱処理実習 | （１）各種金型材料の熱処理実習 イ．各種金型用材料の熱処理：ＳＫＤ、ＳＫ、ＳＫＳ ロ．熱処理と寸法変化 ハ．硬さ試験：ビッカース硬さ試験、ロックウェル硬さ試験 ニ．金属組織観察 |
9 |
| ４．表面硬化法 | （１）表面硬化法の種類と特徴 （２）表面硬化法の金型への利用について イ．表面焼入れ ロ．浸炭、窒化、硫化 ハ．イオンプレーティング ニ．その他の表面硬化法 |
2.5 |
| ５.統括討議及び評価 | （１）質疑応答 （２）訓練コース内容のまとめ （３）講評・評価 |
0.5 |
| 訓練時間合計 | 18 |
| 使用器具等 | ビッカース硬さ試験機、ロックウェル試験機、電子顕微鏡、金属顕微鏡、バフ研磨機、精密切断機、電気炉 |
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