カリキュラムモデル
分類番号 M214-131-4
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 高寿命化に向けてのプレス金型材料と表面処理 |
訓練対象者 | 生産現場で中核的立場にあるプレス金型設計、冷間鍛造金型設計者、及び塑性加工技術者 |
訓練目標 | 金型寿命向上に向けた金型材料(型材用特殊鋼、超硬合金)及び型材用表面処理の選択と活用に関する専門知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.金型用鋼材の寿命向上と適用指針 | (1)金型用鋼材の冶金上の知識(組成、熱処理、ミクロ組織等) (2)金型寿命向上への考え方 イ.冷間加工用金型の主要廃棄理由 ロ.機械的特性、物理的特性の要件 (3)金型材料の選定指針 (4)型材破損事例研究 イ.金型寿命への影響因子 ロ.金型破損原因追及の考え方 ハ.代表的破損事例と対策に関するケーススタディー |
6 |
2.金型表面処理の特徴と適用指針 | (1)金型に求められる性質と表面(処理)の役割 (2)表面処理の方法と処理層(膜)の特徴 (3)金型寿命を決める要因 イ.トライボロジー特性 ロ.密着性、皮膜強度、簿剤強度 (4)表面処理本来の特性を活かす金型製作 (5)型寿命向上手順書の作成実習 |
6 |
3.金型用超硬合金の活用技術 | (1)金型用超硬合金の冶金上の知識 イ.超硬合金の定義と製造プロセス ロ.超硬合金の物性、機械的特性、ミクロ組織 (2)超硬合金の材種と選定指針 イ.金型材料としての要件と金型用超硬合金材種 ロ.選定指針 (3)超硬合金の効果的使用法 イ.金型設計上の留意点(型構造、パンチ、ダイ) ロ.加工上の留意点(研削、放電加工、加工油) |
5.5 |
4.まとめ | (1)総括と質疑応答 (2)評価と講評 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 金属組織顕微鏡、各種硬さ試験機、他 |
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