カリキュラムモデル
分類番号 M311-118-4
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 油圧回路における省エネと高速・高圧化技術 |
訓練対象者 | 油圧関連業務に携わっている方で、リーダー的な役割を担う者、またはその候補者 |
訓練目標 | 従来から行われてきた省エネ回路と最新の省エネ回路の比較を通して省エネ技術を、また、油圧の特徴である大流量・大出力を制御するための高速・高圧化技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.従来の省エネ | (1)ピストンポンプ イ.カットオフ制御 ロ.ロードセンシング制御 ハ.圧力マッチ (2)バルブ イ.Hi−Lo制御 ロ.ロードセンシング制御 ハ.カートリッジ弁による低圧損 (3)アキュームレータによるポンプの小型化 |
1.5 |
2.従来の高速・高圧化 | (1)高速化 イ.機構による高速化(ブースタ、ハイドロメカ、差動回路) ロ.カートリッジ弁による大流量 ハ.アキュームレータによる大流量 ニ.高速比例弁 (2)高圧化 イ.高圧化の利点、欠点 ロ.カートリッジ弁による高圧化 |
1.5 |
3.省エネ・高圧・高速技術の動向 | (1)省エネ イ.小型パワーパッケージ ロ.インバータ制御 (2)高速化 イ.カートリッジ比例弁 ロ.カートリッジサーボ弁 (3)高圧化 イ.高圧機器 |
3 |
4.電動サーボモータ駆動のポンプ回転数制御による省エネ油圧システム | (1)従来の油圧回路と回転数制御の違い (2)電動サーボモータ駆動のポンプ回転数制御詳細 イ.標準モータとサーボモータの特性 ロ.電動システムと油圧システム ハ.電動サーボモータ駆動のポンプ回転数制御 |
3 |
5.表計算ソフトによるシミュレーション | (1)従来油圧回路とポンプ回転数制御のシミュレーション比較 |
2.5 |
6.総括 | (1)質疑応答 (2)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 12 |
使用器具等 | インバータによるポンプ回転数制御、表計算ソフト |
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