カリキュラムモデル
分類番号 M412-039-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 機械構造解析技術(実践編) |
訓練対象者 | 企業等の設計・開発部門で機械構造解析業務を行っている者で、より実践的かつ効果的な非線形解析業務の管理運用を担おうとする者 |
訓練目標 | 効果的なCAEシステムの活用を図るため、モデル化技術、要素の品質チェックの考え方、解析評価技術を実践的な例題により習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.数値解析技術の現状 | (1)CAEを取り巻く環境の変化 (2)大規模問題の対処 (3)非線形解析の必要性 |
1 |
2.CAEソフトの導入 | (1)活用に際しての留意点 (2)運営と環境、利用形態について (3)解析計算のブラックボックス化と理論の裏付けのバランス (4)費用対効果 |
1 |
3.有限要素の種類と特徴 | (1)各種の有限要素の特性を知る(線、面、立体要素) (2)セレンディピティ系要素とラグランジュ系要素 (3)アイソパラメトリック、スーパーパラメトリック、サブパラメトリック (4)要素の数値積分 (5)要素剛性マトリックスを生成するための写像関数、ヤコビアン[J] (6)要素剛性マトリックスの理論式 (7)要素の品質のチェックのポイント |
4 |
4.モデル化技法 | (1)目的に応じた解析の種別とモデル化の留意点 (2)形状モデルの作成の方針 (3)要素タイプの選択の考え方 (4)CAD形状の読込の注意 (5)荷重条件(特殊な荷重条件) (6)拘束条件(特殊な拘束条件) (7)各種要素の使い分け (8)ズーミング技法 |
6 |
5.解析(ソルバ)及びポスト処理 | (1)代表的なソルバの特色 (2)ポスト処理の応用 (3)解析結果の共有について |
2 |
6.解析実習 | (1)CADモデルの問題点の把握 (2)条件設定と実際設計の関係 (3)ノウハウのデータベース化技術 |
9 |
7.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | ハードウエア:パソコン / ソフトウエア:3次元CAD/CAEシステム |
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