カリキュラムモデル
分類番号 M511-111-3
訓練分野 | 機械系(M) |
---|---|
訓練コース | 精密測定技術(精度管理編) |
訓練対象者 | 測定、検査作業に従事し、今後、中核的な役割を担う者、又はその候補者 |
訓練目標 | 高精度、信頼性の高い測定をするのに必要な理論を活用し、測定器の定期検査方法を含めた正しい取り扱いと測定方法、データ活用、誤差要因とその対処法などを習得し、精度管理に関する総合的な職務を遂行できる |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
---|---|---|
1.測定の重要性 | (1)測定と計測について イ.計測と測定 ロ.測定におけるトレーサビリティ ハ.測定と検査 (2)測定の重要性 イ.検査と評価 |
1 |
2.測定実習 | (1)測定誤差の原因と対策 イ.測定環境 ロ.寸法測定の誤差要因 ハ.各要因に対する対策方法 (2)測定器の精度と特性 イ.長さ基準とは ロ.測定器の信頼性 ハ.測定器の選択 (3)マイクロメータ、デジタルマイクロメータ、ノギス、ハイ トゲージ、てこ式ダイヤルゲージでの測定 イ.構造、取扱い、調整 ロ.量子化誤差、器差、アッベの原理など ハ.熱的影響による誤差の測定、断熱効果のある測定器 ニ.ブロックゲージの取扱い |
7.5 |
3.測定データの活用 | (1)計測管理 イ.正確なデータと将来予測 ロ.統計的手法を用いた品質管理 (2)マイクロメータ、ノギスによる測定データの活用 イ.バラツキおよび工程能力指数について ロ.損失金額について |
5 |
4.定期検査・校正 | (1)定期検査・校正方法と検査用工具 イ.マイクロメータの検査と校正(器差・平面度・平行度) ロ.ノギスの校正(キャリパチェッカによる器差の検査) ハ.ダイヤルゲージの検査と校正(器差) |
4 |
5.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、ブロックゲージ、ハイトマスタ、電マイクロメータ、定盤、シリンダーゲージ、データ処理装置、オプチカルフラット、オプチカルパラレル |
---|