カリキュラムモデル
分類番号 M511-115-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 精密測定・自動化技術 |
訓練対象者 | 測定、検査作業に従事し、精度管理や自動化に向け管理的な役割を担う者または、その候補者。 |
訓練目標 | 高精度、信頼性の高い測定をするのに必要な理論を習得するとともに、測定誤差の原因を分析し、より精密で正確な測定のできる技術・技能及び測定の自動化に関する技術を実践的課題により習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.測定の重要性 | (1)測定と検査について イ.計測、測定、検査、トレーサビリティとは (2)測定の重要性 イ.検査と評価 |
1 |
2.誤差要因と高精度化 | (1)測定誤差の原因と対策 イ.寸法測定の誤差要因 ロ.各要因に対する対策方法 (2)測定の高精度化 イ.長さ基準及び構造、取扱い、調整 ロ.測定器の信頼性及び量子化誤差、器差、アッベの原理など ハ.熱的影響による誤差の測定、断熱効果のある測定器 (3)比較測定による高精度測定 イ.長さの基準及びブロックゲージの取扱い ロ.てこ式ダイヤルゲージと測定精度 ハ.比較測定 |
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3.測定の自動化 | (1)デジタル測定器とインタフェース イ.入出力インタフェースとデータ・フォーマット (2)通信プログラムの作成 イ.WindowsAPIとプログラミング ロ.通信プログラムの作成 (3)アプリケーションプログラムにおけるデータの活用 イ.CSV形式でのファイル保存 ロ.OLE機能を活用したデータ転送 ハ.成績検査表作成の自動化 |
5 |
4.実践的な応用測定課題 | (1)統計的品質管理手法への応用 イ.分散と標準偏差 ロ.工程能力指数 ハ.管理図 (2)間接測定自動化への応用 イ.間接測定の考え方と活用方法 ロ.自動計算のためのプログラミング |
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5.総括 | (1)評価 (2)質疑応答 |
1 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 各種測定器、パソコン、表計算ソフト、プログラミング言語 |
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