カリキュラムモデル
分類番号 M512-307-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 溶接技術者、品質管理技術者のための磁粉探傷 |
訓練対象者 | 溶接構造物、各種機械部品の品質管理に携わっている者など、中核的な役割を担う者。 |
訓練目標 | 溶接で生じる欠陥とその探傷技術の一つである磁粉探傷法のポイントを学習し、磁粉探傷試験の各種製品への効果的適用技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.理論 | (1)磁気履歴曲線 (2)各種材料の磁気特性 (3)直流磁化と交流磁化の違いと適用(表皮効果) (4)反磁界の探傷に与える影響と対策 |
3 |
2.探傷理論 | (1)適正な磁化条件の考え方 イ.磁気履歴曲線の適用 ロ.検出したい欠陥、対象となる材料の状態に応じた探傷方法の選定 |
2 |
3.欠陥の有害性 | (1)切り欠きと応力集中 (2)各種構造物に発生しやすい欠陥と有害性 (3)静的強さと疲労強度 (4)脆性破壊 (5)溶接記号 |
3 |
4.応用 | (1)他の探傷法との比較、各探傷法の利点・欠点と目的に応じた使い分け | 1 |
5.各種製品への適用 | (1)適正な探傷条件の選定 イ.形状、材質、熱処理状態等を考慮した適正条件の設定 ロ.理論式による条件設定 ハ.標準試験片による条件設定 ニ.探傷有効範囲の設定 ホ.欠陥の等級分類 (2)探傷機器・探傷材料の点検管理 (3)磁粉探傷に関連した規格 |
7.5 |
6.安全衛生 | (1)安全上の留意点 | 1 |
7.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 |
訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 定置型磁粉探傷装置、携帯型磁粉探傷装置、ガウスメーター、標準試験片、対比試験片 |
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