カリキュラムモデル
分類番号 M512-313-3
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 超音波探傷技術の応用 |
訓練対象者 | 溶接構造物の品質管理・各種プラントの保全に携わり、その中核的な役割を担う者。 |
訓練目標 | 伝達損失・拡散、散乱減衰のある材料の探傷技術、コーティングされた材料、腐食した材料の厚さ測定方法を習得し、現場での保守・検査・実践力の向上を図る。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.超音波探傷理論 | (1)超音波の種類、音速・波長・周波数 (2)超音波の反射と通過、モード変換 (3)音場 |
3 |
2.垂直探傷 | (1)測定範囲、探触子、探傷感度の選定の考え方と調整 (2)欠陥の分類と指示長さの測定 (3)AVG線図 (4)探傷時、注意すべき現象(積算効果・遅れエコー・円柱面エコー) |
3 |
3.現場への応用 | (1)周波数・接触媒質の種類が超音波の伝搬に与える影響 (2)伝達損失・減衰係数の測定と補正の方法 (3)伝達損失・散乱減衰の大きな材料の探傷方法 |
6 |
4.斜角探傷 | (1)超音波探傷試験手順 (2)測定範囲、探触子、探傷感度の選定の考え方と調整 (3)欠陥の種類による探触子・探傷法の選定 (4)探傷作業と等級分類 |
6 |
5.現場への応用 | (1)STB方式とRB方式 (2)伝達損失・減衰係数の測定と補正の方法(V透過法) (3)伝達損失・散乱減衰の大きな材料の探傷 |
5 |
6.超音波による厚さ測定 | (1)超音波厚さ計を利用した材質判定 (2)コーティングされた材料のコーティング部を除いた厚さ測定 (3)腐食した材料の板厚測定における現場での問題点とその解決法(デジタル 表示厚さ計の問題点と表示器付き超音波厚さ計の利用) (4)表示器付き超音波厚さ計を用いた板厚測定 |
5 |
7.規格 | (1)超音波探傷に関連した規格 | 1 |
8.統括討議及び評価 | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 |
訓練時間合計 | 30 |
使用器具等 | 超音波探傷器、表示器付き超音波厚さ計、ディジタル表示超音波厚さ計等 |
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