カリキュラムモデル
分類番号 M601-029-2
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 機械保全伝達指導法(キー・軸・軸受編) |
訓練対象者 | 機械及び生産設備の保全業務に従事し、企業内において指導的な役割を担う技能・技術者、またはその候補者 |
訓練目標 | キー、軸及び軸受けの機械保全に関する知識や技能・技術を指導するため、内容計画法、重要事項の抽出法、説明提示方法といった伝達指導法とそのテクニックを習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的及び概要 (2)伝達指導内容計画(提示法、指導の段階、指導案、等)の概要 (3)グループによる実習運営上の留意事項 (4)専門知識の自己確認法 例1:関連カリキュラムモデル細目用語の認知度による確認 例2:自己診断ツール(Hope−Navi等)による確認 例3:質問形式や各種参考図書目次の認知度による確認等 |
2 |
2.キー、軸及び軸受 | (1)寸法公差及びはめあい (用語、常用するはめあい、工作法との関係) (2)キー(種類、材質、呼び、締めしろ、キー溝の形状と寸法) (3)軸及び軸受け(種類、転がり軸受けの構造、保持機、寿命) (4)潤滑(潤滑剤の機能と種類、潤滑の状態、潤滑法) |
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3.機械保全実習 | (1)モデル実習 例1.軸・軸受け・ハウジングの外観、形状検査及び寸法検査 例2.軸の曲がり及び振れ検査 |
3 |
4.総合課題実習 | (1)伝達指導課題(モデル実習)の割当て(グループ単位での実習) (2)課題に対して受講者が互いに教え合う (3)検査実習作業上の重要事項の抽出 (討議又はブレーンストミング形式) (4)伝達指導内容計画の作成 (5)提示法検討及び教材作成 (説明、実演、板書、作業票、視聴覚機材他) |
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5.成果発表 | (1)課題成果発表 (成果報告またはグループ単位での役割交換による模擬指導実習) (2)発表内容に関する質疑応答 (3)まとめ |
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6.確認・評価 | (1)伝達結果の確認法 (口頭説明、記述、実技、その他) (2)コース内容まとめ |
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訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | 測定具(ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ、シリンダーゲージ、シックネスゲージ、アールゲージ他)、回転機械シミュレータ、作業工具一式、洗浄槽、潤滑油、表計算ソフト(表等の作成用)、各種視聴覚機材 |
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