カリキュラムモデル
分類番号 M601-030-2
訓練分野 | 機械系(M) |
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訓練コース | 機械保全伝達指導法(締結編) |
訓練対象者 | 機械及び設備・製造・保全管理業務に従事し、企業内において指導的な役割を担う技能・技術者、またはその候補者 |
訓練目標 | 締結の機械保全に関する知識や技能・技術を指導するため、内容計画法、重要事項の抽出法、説明提示方法等といった伝達指導法とそのテクニックを習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的及び概要 (2)伝達指導内容計画(提示法、指導の段階、指導案、等)の概要 (3)グループによる実習運営上の留意事項 (4)専門知識の自己確認法 例1:関連カリキュラムモデル細目用語の認知度による確認 例2:自己診断ツール(Hope−Navi等)による確認 例3:質問形式や各種参考図書目次の認知度による確認等 |
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2.締結部品及び締結作業法 | (1)締結材料の力学 (2)締結部品の製図法(ネジの表し方、仕上げ程度、仕上げ記号等) (3)ボルト、ナット(種類・形状及び用途、締結のしくみ、適正 締付け力、ゆるみ止め法、取付け部点検法、取り外し法) (4)ピン及びコッターの知識 (5)ヘリサートの知識 (ネジブッシュのしくみ、材質、使用法、 締結強度確認法、作業法) |
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3.機械保全実習 | (1)モデル実習 例1.締結部、及び締結部品の仕上げ加工実習 例2.締結実習(ゆるみ止め作業、ねじの強度区分による適正トルク締結作業 、各種ピンの圧入作業、ヘリサート工具の取り扱い及び締結強度試験、等) |
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4.総合課題実習 | (1)伝達指導課題(モデル実習)の割当て(グループ単位での実習) (2)課題に対して受講者が互いに教え合う (3)検査実習作業上の重要事項の抽出 (討議又はブレーンストミング形式) (4)伝達指導内容計画の作成 (5)提示法検討及び教材作成 (説明、実演、板書、作業票、視聴覚機材他) |
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5.成果発表 | (1)課題成果発表 (成果報告またはグループ単位での役割交換による模擬指導実習) (2)発表内容に関する質疑応答 (3)まとめ |
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6.確認・評価 | (1)伝達結果の確認法 (口頭説明、記述、実技、その他) (2)コース内容まとめ |
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訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | 卓上ボール盤、直立ボール盤、両頭研削盤、ベルトグラインダ、コンターマシン、締結用工具一式、ドリル、タップ、トルクレンチ、ヘリサート工具一式 |
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