カリキュラムモデル
分類番号 S303-115-3
訓練分野 | 管理・事務系(S) |
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訓練コース | マネージャーの計数能力向上 |
訓練対象者 | 全業種における管理・監督者、及びこれから管理的な役割を担う者 |
訓練目標 | 企業の経営方針が一昔前の売上至上主義からバブル期の損益中心主義、そして現在はキャッシュフロー重視へと転換が迫られている。マネージャーとしての計数感覚を身につけ、経営活動と損益、資金の流れを習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.会社のお金の流れを知る | (1)財務諸表を読む−自社の財務特性と問題点把握 (2)計数感覚を養う (3)経営活動と資金のつながり (4)資金の変身とB/S、P/Lの関係 |
3 |
2.財務諸表で会社の内容を知る | (1)財務諸表の構造と着眼点 (2)貸借対照表から財務内容を読む (3)損益計算書の構造と着眼点 (4)損益計算書から損益を読む (5)財務諸表を比率で分析する (6)経営分析の3つの視点(収益性、健全性、生産性) (7)実習課題−中小企業経営指標から各業種の経営状態を読む (8)実習課題−自社の比較財務諸表から実力や問題点を明らかにする |
6 |
3.損益分岐点を使いこなす | (1)損益分岐点の仕組みと計算 (2)損益分岐点分析 (3)利益図表の作り方 (4)損益分岐点図表から業種別特徴を知る |
6 |
4.コスト感覚を身につける | (1)コスト低減の考え方と進め方 (2)コスト現状分析とコスト低減の検討 (3)コスト低減計画 |
3 |
5.利益感覚を身につける | (1)利益を生み出すカラクリを理解する(利益獲得の公式) (2)売上高、変動費、固定費、限界利益 (3)利益図表で「目標利益を実現する売上高」を求める (4)利益図表で「コストダウン」を考える |
3 |
7.グループ討議 | (1)計数を利用して社内コミュニケーションを考える (2)発表 (3)講評と総括 |
3 |
訓練時間合計 | 24 |
使用器具等 | プロジェクター一式、ビデオ装置一式 |
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