カリキュラムシート
分類番号 X101-001-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 生産現場の機械保全技術 |
| 訓練対象者 | 生産現場の機械保全作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 機械保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた機械要素の保全実習を通して、機械を構成する部品の損傷およびトラブルの原因を理解し、機械装置のトラブルを未然に防ぐための設備診断・保全に関する技能と技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練の目的及びコース概要 （２）専門的能力の確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．機械の主要構成要素 | （１）機械保全について （２）機械の構成要素 （３）主要構成要素に生じる損傷及び異常現象 （４）測定器を使用した点検と検査（実習例：軸の曲がり、摩耗量測定等） |
1 | 0.5 |
| ３．機械要素の保全実習 | （１）伝動装置の保全実習 イ．Ｖベルトのトラブル原因と診断及び保全実習 ロ．チェーンのトラブル原因と診断及び保全実習 ハ．歯車のトラブル原因と診断及び保全実習 （２）締結部品の保全実習 イ．ねじのトラブル原因と診断及び保全実習 実習例：軸力による締め付け管理、折損時の対処法、緩み対処法等 ロ．リベットのトラブル原因と診断及び保全実習 （３）軸受部品の保全実習 イ．転がり軸受のトラブル原因と診断及び保全実習 実習例：振動トラブルを防ぐ回転軸受の調整 計測器等を用いた振動状態の確認 ロ．すべり軸受のトラブル原因と診断及び保全実習 （４）油圧機器の保全実習 イ．油圧ポンプのトラブル原因と診断及び保全実習 ロ．油圧タンクのトラブル原因と診断及び保全実習 ハ．油圧配管のトラブル原因と診断及び保全実習 ニ．油圧アクチュエータのトラブル原因と診断及び保全実習 |
9 | 9 |
| ４．現場保全の問題解決 | （１）トラブルを防ぐ改善提案 （２）受講者が抱えるトラブル質疑応答 |
1 | 1 |
| ５．まとめ | （１）コース内容のまとめ、確認 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 11 |
| 使用器具等 | 作業工具一式、油圧装置一式、振動測定装置一式、回転装置一式 |
|---|---|
| 養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
| 改訂日 | 2023.08 |