カリキュラムシート
分類番号 X101-013-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 航空機整備における機械計測・電気計測の実践 |
訓練対象者 | 航空機の運航又は整備会社において、航空機の整備作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた計測実習及び非破壊検査を通して、航空エンジン部品の機械計測、電気計測、超音波探傷、渦電流探傷や計測結果の良否判定並びに関連知識を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の確認 (3)問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
1 | |
2.計測器 | (1)計測専門用語の正しい定義 (2)航空用ノギス、航空用マイクロメータ *(1)(2)は、1/10000inchまでの計測を行い、 偏心LIMIT:45/10000inch (3)シリンダゲージ(1/10000inch目盛) (4)計測器の許容差及び有効測定範囲 |
2 | 1 |
3.計測実習 | (1)シャフト、ベアリングの寸法・幾何計測 (2)高精度抵抗計測 (3)コンデンサ静電容量計測 (4)半導体計測 (5)クランプオン電流計による電流計測 |
4 | 4 |
4.総合課題実習 | (1)航空エンジンのピストン、ピストンリング計測 (2)航空エンジンのシリンダ内径計測 (3)超音波探傷検査 (4)渦電流探傷検査 (5)総合良否判定 *(1)(2)は、1/10000inchまでの計測を行い、偏心 LIMIT:45/10000inchに対する判定を行う。 *(3)(4)は、目視では発見出来ないCRACK(亀裂)を実機を 想定し、高い安全性と信頼性を確保できる検査方法を実習する。 |
8 | 8 |
5.成果発表 | (1)課題成果発表(プレゼンテーション) (2)発表内容に関する質疑応答 |
2 | 2 |
6.まとめ | (1)成果発表後の全体的な講評及び確認・評価 (2)最新情報の交換 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 16 |
使用器具等 | 航空用ノギス、航空用マイクロメータ、シリンダ・ゲージ(1/1inch目盛)、クランプオン電流計、ピストン、シリンダ、各種被計測品、超音波探傷装置、渦電流探傷装置、航空エンジンオーバーホールマニュアル |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |