カリキュラムシート
分類番号 X102-005-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
---|---|
訓練コース | PLC制御のトラブル処理 |
訓練対象者 | 設備保全業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産システム保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた安全対策やトラブルへの対処などの実習を通して、PLCを用いた保全技術の実務能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.シーケンス制御 | (1)シーケンス制御の概要 (2)プログラミングスタイル(プログラムの標準化)の必要性 |
0.5 | |
3.PLCの保全 | (1)保全面でのPLCの特徴 (2)自己診断機能 (3)保全資料の読み方 |
1 | 0.5 |
4.故障の検出・処理方法 | (1)故障・トラブル発生時の状態と種類 (2)検出方法 (3)故障やトラブル情報の取扱い (4)トラブルへの対処 |
2 | 1 |
5.安全対策 | (1)安全と危険 (2)安全のためのソフトウェア対策 イ.1サイクル運転時の安全確認 ロ.サイクル停止と一時停止 (3)安全のためのハードウェア対策 イ.非常停止 ロ.自動操作と手動操作の切替え |
3 | 2 |
6.トラブル対策実習 | (1)現場に即したトラブルシューティングの設定・課題設定 イ.取扱いや環境によるもの (ノイズ、負荷短絡、プログラムミス、接続不良、振動、衝撃等) ロ.メーカー責任(初期不良など) ハ.状況に応じて対応が必要なもの (電源の電圧降下、瞬時停電、波形歪等) (2)発生し得るトラブルの予測 (3)回路(プログラミング)の標準化・運用管理 (4)トラブルへの対処・試運転・デバッグ |
4.5 | 4 |
7.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | PLC、プログラミングツール、負荷装置、各種測定器、工具 |
---|---|
養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |