カリキュラムシート
分類番号 X102-009-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 油圧システムの解析と効率的運用・保全技術 |
訓練対象者 | 機械部品製造業等において、油圧システムの解析・運用・保全に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産システム保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた油圧システムで発生する諸現象の解析や解析結果を踏まえた不良再現実習、作動油の性状測定実習を通して、設備の効率的運用・保全のための機器、回路、トラブルシューティング、再発防止、予防保全に係る実践的な知識・技能を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.生産設備の油圧システム | (1)生産設備の油圧システム (2)生産設備の油圧回路 (3)生産設備のクランプ、搬送等周辺油圧システム |
2.5 | 1 |
3.生産設備の品質問題と油圧システム | (1)生産設備の油圧システム動作現象解析 (2)油圧システムの不具合に起因する品質問題 (3)油圧システムの運用・予防保全による品質問題対処と再発防止 |
3 | 2 |
4.生産設備の生産性向上と油圧システム | (1)生産設備ライン停止と油圧システム要因 (2)油圧システムの不具合の原因探求 (3)生産設備周辺機器の油圧システムの運用・保全による生産性向上 |
3 | 1 |
5.油圧システムの不具合再現と運用・保全 | (1)生産設備のサーマルトリップ原因探索実習 (2)油圧バルブの背圧による出力不安定実習 (3)キャビテーション現象実習とエアレーション現象実習 (4)リリーフ弁のリリーフ特性と速度不足実習 (5)油圧配管の圧損による出力不足実習 (6)減圧弁の出力変動とドレン量計測実習 (7)圧力保持回路の保圧不良によるクランプ緩み再現実習 (8)フロコンへのゴミ噛み現象実習 (9)アキュムレータの圧抜けによる保圧不良再現実習 |
6 | 6 |
6.作動油の管理 | (1)作動油の特性 (2)作動油の管理とコンタミコントロール (3)作動油の性状測定実習 |
2 | 1 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 12 |
使用器具等 | 油圧実習装置、油性状試験装置 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |