カリキュラムシート
分類番号 X102-013-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 生産システムにおけるリモート保守技術 |
訓練対象者 | 生産システム保全に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産システム保全の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたFAネットワーク機能と遠隔操作ソフトを組み合わせてたシステムの構成、機能、性能評価実習を通して、生産システムにおける実践リモート保守技術に関する実践的な技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.生産システムの構成・機能・性能 | (1)FA環境の概要 (2)システムの要件定義 イ.ヒアリングによる情報収集 ロ.要求する要件 ハ.リモート保守対象機器の決定 ニ.仕様の策定 (3)リモート保守の利点 |
3 | |
3.生産システムにおけるネットワーク技術 | (1)リモート保守に必要なネットワーク技術 イ.イーサネット規格(転送スピード、距離等) ロ.通信プロトコル ハ.ネットワーク機器 |
4 | |
4.生産システムの遠隔操作実習 | (1)ネットワーク機器の遠隔管理 イ.SNMPによる遠隔監視 (2)システムの遠隔保守 イ.遠隔操作ソフトの選定 ロ.遠隔操作ツールの設定とテスト (3)FA制御機器の遠隔操作 イ.制御機器のモニタリングとメンテナンス ロ.PLCを活用したモニタリングとメンテナンス |
6 | 6 |
5.セキュリティ技術 | (1)従来の通信方式(非暗号化) (2)認証(パスワード管理) (3)通信線路の暗号(トンネリング) (4)インターネット経由での暗号化通信システムの構築及び運用実習 |
4 | 3.5 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 10 |
使用器具等 | PLC、パソコン、ラダーサポートソフト、遠隔操作ソフト、ネットワークインタフェース、LAN機器(ネットワークケーブル、ハブ等) |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2023.08 |