カリキュラムシート
分類番号 X102-014-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 生産設備におけるコンピュータ制御システム保全技術 |
訓練対象者 | 生産システム保全業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産システム保全の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたシステム障害に備えた保全作業と復旧実習を通して、コンピュータ制御システムに関する知識・ハードウェアの構成・部品交換方法及びトラブルの原因究明と対処方法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.生産設備におけるコンピュータシステム概要 | (1)生産設備におけるコンピュータ制御システムの位置づけ (2)制御用システムの構成と動作原理を把握することの重要性 (3)コンピュータシステムの動作原理 |
1 | 0.5 |
3.生産設備におけるコンピュータシステムの構造・構成要素の規格 | (1)生産設備におけるコンピュータシステムの導入・運用形態 (2)制御用コンピュータの全体構成 (3)マザーボード・筐体・電源 (4)プロセッサ・メモリモジュール・バス及びチップセット (5)インタフェース・拡張カード・外部記憶装置 |
1.5 | 0.5 |
4.構成機器の分解組立・動作検証実習 | (1)分解組立時の留意点 (2)分解・組立実習 (3)動作検証・評価 |
3 | 3 |
5.安定動作のためのソフトウェア設定 | (1)制御用コンピュータにおけるソフトウェア構成の概要 (2)周辺機器及びチップセットのセットアップ実習 (3)OSの導入・デバイスドライバの構成実習 |
4 | 3.5 |
6.システム障害に備えた保全作業と復旧実習 | (1)ディスク装置及びパーティションの操作と管理 (2)システム及び生産データのバックアップとリストア (3)復旧機能 |
3 | 2.5 |
7.トラブル発生時の原因究明と事象別対処方法 | (1)症状の判断と要因の切り分け イ.ハードウェア要因 ロ.ソフトウェア要因 (2)症状ごとの対処・復旧方法 |
4 | 3 |
8.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 14 |
使用器具等 | パソコン、OS、ディスクイメージングツール、交換用ハードディスクドライブ、工具 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |