カリキュラムシート
分類番号 X102-019-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 生産ラインにおけるトラブルシューティング |
訓練対象者 | 機械製造業等で、生産設備の改善等業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産設計/生産ライン設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた要素診断・調整実習を通して、生産ラインや各種機械装置に用いられている各種機械要素や空気圧機器、その他の構成部品の劣化や調整不良によって起きる製品の過剰なバラツキや不良品の発生原因を検証・理解し、適切な対応策(調整技法)を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
1 | |
2.自動化システムに発生するトラブル | (1)自動化システムに発生するトラブルとデバッグ手法 (2)ワークのハンドリングにおけるトラブルの種類と問題点 (3)自動供給装置におけるハンドリングミスと対処方法 (4)ワークの挙動不安定/摩擦・振動・変形に対する対策 |
4 | 2 |
3.動力伝達要素診断・調整実習 | (1)軸系要素 イ.動力伝達要素の不具合が生産に与える影響 ロ.動力伝達要素の機能と使用法 ハ.動力伝達要素不具合調整実習 ニ.調整による生産性向上の検証 (2)アクチュエータ イ.アクチュエータの取り付け不具合が生産に与える影響 ロ.アクチュエータの機能と使用法 ハ.アクチュエータの不具合調整実習 ニ.調整による生産性向上の検証 (3)圧力供給源 イ.不純物(粉塵、油、水分)の混入による製品、生産ラインへの影響 ロ.圧力供給源の機能と種類、使用法 ハ.トラブル解決法 |
12 | 12 |
4.まとめ | (1)質疑応答 (2)全体的な講評及び・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 15 |
使用器具等 | 汎用工具一式、各種測定機、やすり、各種けがき工具、チェーン接続工具、油圧プレス、ベアリング挿入工具、ベアリングプーラ、チェーン切り、簡易振動計、グリスガン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |