カリキュラムシート
分類番号 X103-004-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 電気設備の電気事故調査と究明 |
訓練対象者 | 電気設備の保安業務及び施設管理業務等に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 電気設備保全/電力変換設備保全の現場力強化及び技能継承をめざして、故障対応・予防に向けた模擬的に絶縁不良箇所・絶縁低下箇所・停電事故等を再現した実践的な保全実習を通じて、電気事故が発生した場合に、的確な処置を安全に行える技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.低圧電気事故調査手順と実習 | (1)事故事例の紹介 イ.漏電、感電、漏電火災等の実例の紹介 ロ.事故に至るさまざまな要因習得 ハ.事故防止に対する意識の改善 (2)保護装置について イ.漏電遮断器 ロ.漏電火災警報器 ハ.絶縁監視装置 (3)事故調査の手順 イ.漏電に関しての適切かつ効率的な調査手順の習得 (4)漏電調査の実習 (5)絶縁抵抗測定の実習 (6)事故・不良要因の追究と対策 |
5.5 | 4.5 |
3.高圧電気事故調査手順と実習 | (1)事故事例の紹介 イ.停電、感電等の実例の紹介 ロ.事故に至るさまざまな要因習得 ハ.事故防止に対する意識の改善 (2)保護装置について イ.保護継電器 ロ.遮断器 ハ.絶縁監視装置 (3)事故調査の手順 イ.停電事故に関して適切かつ効率的な調査手順の習得 (4)絶縁抵抗測定の実習 (5)停電事故調査の実習 (6)事故・不良要因の追究と対策 |
5.5 | 5 |
4.まとめ | (1)実習の全体的な評価及び確認・評価 (2)再発防止のための検討 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 10 |
使用器具等 | キュービクル、分電盤、絶縁抵抗計、クランプ式漏れ電流計、デジタルレコーダー、ウルトラホン、継電器試験器、各種電気設備 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |