カリキュラムシート
分類番号 X301-003-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 生産システムのキャッシュフローによる採算性評価 |
訓練対象者 | 生産現場の運営・管理・改善業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産計画/生産管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた生産システムの採算性の事例演習を通して、企業の改善活動を評価する方法について習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.収益性と生産システム改善 | (1)製造業を取り巻く環境 (2)キャッシュフローによる改善策の判断 (3)キャッシュフローによる変化する原価のつかみ方 |
1.5 | |
3.生産ライン構築実習 | (1)与えられた課題を生産するラインの考案とラインの稼動 (2)各グループの生産ラインの採算性の評価と比較検討 (3)ものづくりと収益をキャッシュフローの考察 課題例:板金工場(材料切断→プレス→溶接→塗装→検査→梱包) を課題事例とした模擬ラインによる生産ライン構築実習 |
3 | 3 |
4.原価改善と採算性評価 | (1)失敗コストの評価 (2)埋没費用の評価と活かし方 (3)改善で生んだ余力とその活かし方 |
3 | |
5.企業の環境と改善案の評価演習 | (1)生産能力制約時の生産システムの評価 (2)市場制約時の生産システムの評価 (3)制約とPIC |
3 | 3 |
6.状況に応じた判断指標 | (1)方策の相互関係 (2)独立問題と排反問題 |
2 | |
7.設備投資の採算性評価演習 | (1)設備投資時に陥りやすい諸問題 (2)貨幣の時間的価値 (3)複数の設備投資案の比較と選択 課題例:板金工場(材料切断→プレス→溶接→塗装→検査→梱包) を課題事例とした設備投資案による採算性評価演習 |
4 | 4 |
8.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 11 |
使用器具等 | 表計算ソフト、模擬ライン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |