カリキュラムシート
分類番号 X302-001-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 生産設備のムダ取り改善 |
訓練対象者 | 生産現場の運営・管理・改善業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 工程管理/技術管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた低コストで人に優しく小回りのきく設備を構築するために、必要な設備改善の視点とその考え方、設備のムダ取り手法について実践的実習を通して習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.企業のおかれている環境 | (1)企業のおかれている環境 (2)生産設備のあり方 |
1 | |
3.設備改善の考え方 | (1)安易な設備改善はムダの固定化 (2)人の仕事と機械の仕事 (3)設備改善は最後の手段 設備の構築、導入は工程と作業のニーズから (4)知恵による設備づくり |
1.5 | |
4.工程と作業改善実習 | (1)設備導入にあたっての工程改善と作業改善 イ.設備導入(製造ライン設計、構築、稼働) 課題例:材料の切断、穴あけ接合、ラベル貼りからできる製品の製造 ライン(設備に制約を設ける) ロ.工程改善、作業改善(製造ラインの問題分析と改善) 課題例:分析結果によって製造ラインを改善(新たな設備導入または 再構築)し、製造 ハ.ライン経営の観点から診断 課題例:安易な設備投資による生産性の悪化 ニ.設備に求められる潜在ニーズを経営的観点により把握 課題例:工程と作業のニーズを製造ラインに導入し、生産を実施 |
3 | 3 |
5.設備のムダ取りの進め方 | (1)設備機能のたな卸し法について (2)設備のムダの抽出 |
1 | |
6.設備のムダ取り改善実習 | (1)自動組み立てラインを用いて各部機能の確認 (2)各部の機能の精査 (3)ムダな機能を省いた自動組み立てラインについて (4)既存ライン延長でなく、真に欲しい機能から新しい組み立てライン を考案 (5)(3)と(4)のラインの比較 |
4 | 4 |
7.まとめ | (1)実習成果の発表と総括 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 模擬ライン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |