カリキュラムシート
分類番号 X303-003-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 実験計画法を活用した生産プロセスと品質の改善 |
| 訓練対象者 | 生産現場の運営・管理・改善業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 品質管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化（改善）、安全性向上に向けた生産プロセスの改善と製品の品質の向上のため、因果が複雑に絡み合った現場の生産プロセスと品質改善の問題に対して、有効な解決法である実験計画法による効果的な実験の計画と実践的なデータ解析手法について習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練の目的 （２）専門能力の確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．実験計画法 | （１）実験計画法の概要 |
1 | |
| ３．一元配置法の活用 | （１）平方和の分解、Ｓ／Ｎ比 （２）一元配置実験と分散分析表の解説 （３）各水準での母平均の推定法、有効反復数 （４）実習による確認 |
1.5 | 0.5 |
| ４．二元配置法の活用 | （１）二元配置（繰り返しなし）実験による分析と推定 （２）二元配置（繰り返しあり）実験による分析と推定 （３）実習による確認 |
2 | 0.5 |
| ５．三元配置法の活用 | （１）三元配置実験 （２）母数因子と変数因子 （３）母数模型、変数模型、混合模型 （４）普遍分散の期待値 （５）Ｆ－検定 （６）実習による確認 |
1.5 | 0.5 |
| ６．直行配列表の活用 | （１）２水準の直交配列表とその使い方 （２）イエーツの計算法 （３）因数の絞り込み （４）実習による確認 |
1.5 | 0.5 |
| ７．総合実習 | （１）実験計画法による製品の品質向上課題実習 （グループ討議） 例）品質向上のための切削条件や成形条件を題材にした実験計画とデータ 解析（マシニングセンタ、射出成型機など使用） （２）発表 |
3 | 3 |
| ８．まとめ | （１）実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 12 | 6 |
| 使用器具等 | 統計解析ソフト、模擬ライン、工作機械 |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |