カリキュラムシート
分類番号 X305-014-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 制約条件を考慮した製造現場のコストダウンと生産性向上方法 |
訓練対象者 | 生産現場の運営・管理・改善業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 原価管理/在庫管理の生産性の向上をめざして、適正化、最適化(改善)に向けた製造原価の把握実習を通して、コスト競争力の高い製造部門を構築する能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.製造現場のコストとは | (1)製造コストは作り方で変わる (2)制約条件理論とは |
1.5 | |
3.作り方で原価は変わる(実習) | (1)生産ラインの構築実習と製造コストの評価(模擬ライン実習) (2)DBR(ドラム・バッファー・ロープ)と改善の5つのステップ (3)ダイスゲーム(DBR体験演習) |
2 | 2 |
4.思考プロセスと活用 | (1)3つの質問と5ツリー (2)対立解消図の作成法と演習 (3)対立解消図から現状問題構造ツリーへの展開 |
2.5 | 1 |
5.ものづくりの業種における製造原価の把握実習 | (1)スループットと管理会計上の課題 (2)スループット意思決定による計算演習 (3)利益図表の見方と限界 (4)機会損失と機会利益 |
3 | 2.5 |
6.製造コストと財務諸表上の製造原価 | (1)財務諸表上の製造原価の注意事項と製造コストのつかみ方 (2)収益性の高いものづくりとは (3)制約条件理論の応用によるコスト低減 イ.市場の制約を考える ロ.抵抗の6階層と5ツリー ハ.バイアブル・ビジョンと断れない提案 |
2 | 1 |
7.まとめ | (1)実習の全体的な評価及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | ホワイトボード、模造紙、マーカー、付箋、模擬ライン |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |