カリキュラムシート
分類番号 Z103-002-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 製造現場で活用するコーチング手法 |
訓練対象者 | 生産現場における生産管理等の業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 製造現場の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けたコーチング手法を用いた実践的課題演習を通して、部下の指導方法や育成方法など製造業に適したコーチング手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.生産活動とコーチング | (1)コーチングが与える生産活動への影響 イ.コーチングの考え方、生産形態とコーチングの適応 (2)グループ・ディスカッション「作業管理とコーチングのあり方」 (3)ラーニング・オーガニゼーションを目指す イ.変化しつづける製造現場への対応と生産性の向上 ロ.最も適切な答えと行動の選択方法 ハ.組織を挙げての学習文化の形成 |
3.5 | 1 |
3.コーチングの目指すもの | (1)コーチングの目的 イ.部下に考える習慣を身に付けさせる。 ロ.上司が部下指導のコツを掴み部下育成を効率化する。 ハ.部下の個性に応じた成長及び上司自身の成長。 (2)生産現場への活用と生産向上 イ.ディスカッション「自社の作業管理とコーチングの活用」 |
3 | 1.5 |
4.コーチングの要点 | (1)コーチングの背景 イ.三つの思想(クローン人間作りの不可能 成長欲求 経験から学ぶ) ロ.四つのプロセス(準備 セットアップ 実行 振り返り) ハ.三つのスキル(フィードバック フォーカシング 質問) |
3 | |
5.製造現場における事例研究 | (1)場面別コーチング(自社の製造現場を想定する)の実際を研究する イ.目標を達成できなかった部下のコーチング ロ.新人にやらせてみせる同伴コーチング ハ.ベストプラクティスを見せるコーチング |
3 | 2 |
6.コーチング手法を用いた実践的課題演習 | (1)生産性を向上させるための実践的トレーニング イ.積極的傾聴姿勢を身に付ける ロ.実践的なトレーニング ハ.ベストプラクティスの公表 ニ.アクションブランの作成 例)金属加工品の測定(ノギス等)作業 |
4.5 | 4.5 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9.5 |
使用器具等 | 測定器(ノギス等) |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |